第26回日本咳嗽学会学術大会

第26回日本咳嗽学会学術大会は、皆様方の多大なるご支援・ご協力のおかげをもちまして盛会裏に終了致しました。
ご参加頂いた皆様、協賛企業、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

会長挨拶

この度、第26回学術大会を2024年9月28日（土）～29日（日）に石川県立音楽堂/WEBライブ配信のハイブリッド形式で開催させていただきます。金沢での開催は2008年、2013年に続き、3回目となりますが、本会開催のためにご支援いただきました多くの方々に心よりお礼を申し上げます。本学会は、1999年10月23日に第1回咳嗽研究会として発足し、2017年10月28日より日本咳嗽学会に昇華し、咳嗽診療の向上及び啓発、効果的な診断法・治療法の開発、原因疾患の発現機序を含めた基本病態の解明、健康的な社会貢献を目標として活動しています。
今回の学術大会のテーマは「咳嗽診療 -unmet medical needs-」と致しました。中枢・末梢神経からなる咳反射経路の応答閾値の低下と反射経路の制御不能が難治性咳嗽を生じることが客観的に証明される過程で、末梢性鎮咳薬であるP2X3受容体拮抗薬が開発・市販され、その臨床的有用性が報告されています。しかし、味覚障害などの副作用が顕著であり、副作用の少ない薬剤の開発が必要です。また、P2X3受容体拮抗薬を含めて鎮咳薬に対する反応性の不均一性が示され、患者毎に咳嗽の難治化を引き起こす病的プロセスが異なると考えられます。新たなクラスの薬剤開発、非薬物療法の普及や、病的咳嗽の発現や咳嗽の難治化因子の更なる病態解明が望まれます。
本大会では、咳嗽の研究や診療に携わられている各方面の先生方から素晴らしいご発表やご講演を通じて、咳嗽診療のunmet medical needsを満たすための新しい知見が得られるものと確信しております。どうぞ活発な意見交換をお願いできればと存じます。
最後になりますが、本大会が皆様にとって、実りある会になりますことを心より願っております。

2024年4月

会長　原 丈介
金沢大学大学院医薬保健学総合研究科
地域連携呼吸器内科学講座

開催概要

学会名 第26回日本咳嗽学会学術大会
テーマ 咳嗽診療 -unmet medical needs-
会期 2024年9月28日（土）・29日（日）
会場 石川県立音楽堂
〒920-0856　石川県金沢市昭和町20-1
TEL：076-232-8111（代）
会長 原　丈介（金沢大学大学院医薬保健学総合研究科地域連携呼吸器内科学講座）

事務局

金沢大学大学院医薬保健学総合研究科地域連携呼吸器内科学講座
〒920-8641　金沢市宝町13-1
〈事務局長〉 大倉　徳幸

運営事務局

株式会社コンベンションフィールド
〒101-0032　東京都千代田区岩本町1-3-2　日伸ビル5階
TEL：03-6381-1957　FAX：03-6381-1958　E-mail: cough26@conf.co.jp

オンライン参加登録

オンライン参加登録

一般演題募集

募集期間

募集期間：2024年5月1日（水）～6月14日（金） 6月21日（金）
※締め切りました。
演題の応募は、全て電子メールにて受付をいたします。

発表形式

一般演題の発表形式は、すべてPCによる口演のみです。

抄録作成要領

演題登録フォームをダウンロードして頂き、運営事務局宛にメールにてご応募ください。

応募資格について

筆頭演者は日本咳嗽学会の会員である必要があります。
入会手続きについては、日本咳嗽学会ホームページをご覧ください。

抄録送付について

  • 添付のファイル名は「筆頭著者の氏名を漢字」でご記入ください。
    例：「金沢　太郎.doc」
  • メールの件名は「第26回日本咳嗽学会 演題応募（氏名）」とし、本文に下記事項を明記の上、
    演題抄録送付先 までお送り下さい。
    件名：第26回日本咳嗽学会 演題応募（氏名）
    本文：
    1. 筆頭著者の氏名
    2. 筆頭著者の所属機関名
    3. 筆頭著者の所属機関の住所、連絡先
      郵便番号：
      住所：
      TEL：
      E-mail：
    4. 連絡先（筆頭著者と異なる場合のみ記載）
      氏名、所属、住所、TEL、E-mail

【演題応募先】

第26回日本咳嗽学会 運営事務局 宛
E-mail：cough26@conf.co.jp
★演題の受領後、受領の返信をいたします。1週間以内に受領返信が届かない場合には、受信が出来ていない可能性がございますので、お手数ではございますが、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

採否通知について

採否結果は2024年8月中旬までにご登録メールアドレスに配信致します。
応募演題の採否は会長に一任とさせていただきます。

演題登録についてのお問い合わせ先

株式会社コンベンションフィールド
〒101-0032　東京都千代田区岩本町1-3-2　日伸ビル5階
TEL：03-6381-1957 FAX：03-6381-1958
E-mail：cough26@conf.co.jp

プログラム

日程表

特別講演

日本の慢性咳嗽研究の歩み：過去、現在、そして未来へ

座長：
藤村　政樹（国立病院機構七尾病院、小松ソフィア病院せき外来科）
演者：
新実　彰男（名古屋市立大学大学院医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学、日本咳嗽学会理事長）

教育講演

1. 耳鼻咽喉科医の診る咽頭違和感と慢性咳嗽

座長：
内藤　健晴（学校法人藤田学園）
演者：
齋藤康一郎（杏林大学医学部耳鼻咽喉科学教室）

2. 小児の咳嗽を科学する

座長：
吉原　重美（獨協医科大学医学部小児科学）
演者：
平井　康太（東海大学医学部付属病院総合診療学系小児科学/東海大学医学部付属八王子病院小児科）

シンポジウム

GER咳嗽の診断　ーPros & Consー

座長：
松本　久子（近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科学教室）
石浦　嘉久（関西医科大学内科学第一講座）

1. 治療的診断はGERD 関連咳嗽を適切な診断にできる

Pros　
金光　禎寛（名古屋市立大学大学院医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学）
Cons　
藤森　勝也（あがの市民病院）

2. 病態的診断はGERD 関連咳嗽を適切に診断できる

Pros　
松原　英俊（京都回生病院総合内科）
Cons　
鈴木　猛司（千葉大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍学）

ランチョンセミナー

1. 新たな展開を迎えた肺MAC症診療　～最新のガイドラインをもとに肺MAC症の最適治療を考える～

座長：
原　　丈介（金沢大学附属病院呼吸器内科）
演者：
伊藤　明広（倉敷中央病院呼吸器内科）

共催：インスメッド合同会社

2. 喘息を基礎とした慢性咳嗽治療の重要性―リフヌア®の役割を考える―

座長：
永野　達也（神戸大学大学院医学研究科内科学講座・呼吸器内科学分野）
演者：
白井　敏博（静岡県立総合病院呼吸器内科）

共催：杏林製薬株式会社

モーニングセミナー

慢性の咳・痰から考えるCOPDの治療と管理

座長：
矢野　聖二（金沢大学医薬保健研究域医学系呼吸器内科学）
演者：
金光　禎寛（名古屋市立大学大学院医学研究科呼吸器・免疫アレルギー内科学）

共催：アストラゼネカ株式会社

一般演題

参加者へのご案内

参加者へのご案内

座長・発表者へのお知らせとお願い

座長・発表者へのお知らせとお願い

交通・会場のご案内

石川県立音楽堂
https://ongakudo.jp/c_access/417

リンク

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